今日のことは忘れよう

好きを発信していく。

娯楽趣味について話したいのよ

 

いいですよね、ネットサーフィン。YouTubeを見漁っては夢を抱き、まとめブログを読んでは少し賢くなったような気になって、好きな人の裏垢を監視してはメンタルブレイクして。Wikipediaを読み漁っていたら朝になっていたなんて体験もきっとあるのではないでしょうか。私は最近、Amazonプライムに登録したことで急激にQOLが上昇しました。プライムビデオってこんなに種類が豊富なんですね。びっくりしました。ところで、QOLってなんだかわかりますか。クオリティ・オブ・レディー、そうです。女性としての品格が向上しているんです。まあ素敵。花を売るどころか、こんなところで油を売る私が、いつかは立派な淑女になるのだと思うと、皆さんさぞお喜びになるでしょうね。で、私のヒギンズ教授はどこですか?

 

そんな冗談はさておき、最近我が家はプロジェクターを買いました。…あ、違います。ドラえもんのポケットから出てくるのは「タケコプター」です。なんならそっちのほうが欲しいです。はい。ホームシアターに特別惹かれていたわけではないのですが、なんかこういうのも特別感があっていいですよね。非日常というか。そのうち、私も空から鮭が降ってきたり、焼きそばを頼んだはずなのに焼き鯖を買ってこられたりするかもしれないなあって思いながら、プロジェクターを起動して、再生機器につないで、布団にダイブ。ん?布団にダイブ???

 

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まさかの寝ながら鑑賞。

 

母「スクリーンがないなら天井に写せばいいじゃない」とマリーアントワネットも匙を投げるような暴論でホームシアター設備が整ってしまったわけですが、21年間の人生でこんなにも家の天井が白くてよかったと思ったことありませんね。本当に良かった。ありがとう。お父さん、お母さん、私この家に生まれて、湯を沸かすほどの熱い愛に包まれて育って、本当に…って思ってもみなかったところで感謝をするはめになったので実家住みの方にはオススメしません。

 

正直映画館のあんなふかふかな、私のおっぱいよりふかふかそうな(大事なことなので2回言いました)、椅子に座っていても2時間経つと、息をつくことがあるじゃないですか。「なぜおっぱいのことを考えていると、心が大変平和になるのだろう」と。…え?違う?まあいいや。私はドMなので、ドがつくほどMなので(大事なことなので2回言いました)、そういった心地いい疲れ方は嫌いじゃないんですけど。でも、この方法なら安心です。なんてったって、あなたが普段睡眠する体位とほぼ変わらないのだから。しかも看護学生である私のお墨付き。なんならエビデンスを述べて、あなたのヘルスをリテラシーしてさしあげましょうか?

 

と、3億円当たった時の使い方を想像するような顔(つまり気持ち悪いということです)で考えていたのだけれど、3億円当たっても親友に打ち明けるなんてことはやめたほうがいい…じゃなかった、ずっと寝ているのって意外にも疲れるんですよね。QOL低下どころか、ADL低下にもつながってくるし。オンオン。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生活できないように、人間は布団の上では生活できないのだと改めて知った出来事となりました。

 

そんな私、最近変わったことがあります。なんと!対応映画が増えました!うーん、対応っていうと、私がアンドロイドみたいですね。はいどーもー!コトハアイでーす!ってな感じで世界一可愛いVRアイドルでも目指しちゃいましょうか。ふふ。でも、もし、アンドロイドが実用化する未来が来るとしても、私は喫茶店で一緒にコーヒーでも飲みながら楽しくお話したいですね。…コーヒー飲めないけど。

 

じゃなくて!そう!今まで観る映画といったら、ぶっちぎりで恋愛映画が多かった脳内お花畑な私が、なんとSF映画やアクション映画にも手を出せるようになりました〜!拍手〜!もうね、これは21年ぶりにパルムドール賞に輝いた映画以上の快挙ですよ。ねえ、是枝監督。恋愛作品なら人を痛めつけるようなシーンは出てこないだろうと安易な考えを持って臨んだ「空気人形」では見事期待を(いい意味で)裏切ってくれましたけども。私も彼女みたいに空っぽだから、心を持ってしまったから、言葉をそのまま受け取ってしまったから、こんなに切ない結末を迎えたのかもしれないですね。

 

そんなこんなで私が新しいジャンルに踏み込めた理由が、まさに映像体験!と言わざるを得ない映画に出会ってしまったからなんですけど、そのタイトルは「レディープレイヤー1」

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オタクの皆さんにわかりやすく言うと、ほぼハリウッド版SAOです。自宅で映画を観る時に集中力が途切れてしまうのが嫌だったんですけど、この作品は2時間超あるのに最初から最後まで画面に釘付け。「オラ、ワクワクすっぞ!」と悟空顔負けの興味を示してしまいましたけども。恐れ入ったわ。いやー、噂には聞いていたけど、これが世界のスピルバーグかと。ポップカルチャー要素を詰めに詰め込んだ作品なんだけど、気持ちよすぎて昇天するかと思った。こんなことあるんですね。「なんかよくわかんないけど、すごいことが起きている」と初めて風俗に行ったオタクみたいな感想を抱きましたよ。これから観る皆さんは最高の初体験ができるのだと思うと羨ましいです。準備はできましたか。必要なのは、あと一歩の勇気。

 

それはそうと、最近よく聞く話題といえば「YouTuber」ですよね。私が初めてその名前を聞いた時は、それで生計が立てられるの?と思いましたけど、'' 何者 '' にもなれない私からしてみたら、誰も見てなかろうが自分を表現し続ける彼らは偉大だなあって。というか、時代は変わっていくんだなあ、と虫けらみたいなことを思いましたけども、そんな私の推しYouTuberがみんな大好き「パオパオチャンネル

 

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見て。この明らかに可愛い顔見て。左の女の子「@小豆(通称 あーずー)」っていうんですけど、なにこの子!おもちみたいに可愛い!そんなことよりたまラブを観て!って言いたくなるくらい可愛い!お小遣いあげたい!こんな可愛い顔して、はちゃめちゃに明るい性格のあーずーに私は首ったけですよ。無口どころか既におしゃべりなあなたを私がさらに饒舌に変えてあげたい!え?左の男?知らん。(「ぶんけい」という名前のとても優しい男の子です)

 

男女で投稿していると聞いただけで、3分間を待つ優しさもなく「バルス!」と私たち非リアはオタク特有の早口で言ってしまいそうですが、彼らはこんなに仲良いのに付き合ってません。あ、ふーん。男女の友情ってあるんだ???(どうせ裏で自主規制してるんでしょ)とすっかり拗らせた目で見てしまう皆さんは疲れているので、ぜひ100エーカーの森で「何もしない」をして休んでくださいね。

 

そんなパオパオチャンネルの2人、実は踊り手出身でたまに踊って見た動画を投稿するのですが、最近あげた動画がなんと「君と夏フェス」。大好きな2人が踊っているだけで尊いのに、私の大好きなSHISHAMOの曲を踊っていて。感動しすぎて、まさに親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくような気分でした。まあ私の恋心は滴り落ちてくどころか、枯れ果てたんですけどね。溢れる爽やかさに最後までキュンとさせられるので是非観てください。

 

 

娯楽といえば、私みたいなデブにとっては食べることが何よりの幸せなんですけど、最近フォロワーの女の子と美味しいイタリアンのお店に行きました。そのお店は好きな人と好きな人の好きな人が以前行った '' 生きる地獄 '' みたいなお店なんですけど、こういうのを聖地巡礼って言うんですかね。それなら、生きているだけで聖地巡礼できるアニメ「はたらく細胞」を家に引きこもって観ている方が精神衛生的にはよろしいんですけど、何の事情も知らないフォロワーが私を誘ってくるという偶然ないしは運命みたいなものに引き寄せられました。「君の膵臓をたべたい」と言ったあの子なら、自分で選択をした上での意思だというのかな。

 

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↑なんの罪もないカルボナーラ

 

好きなバンドの歌詞を借りれば、私はその場にはいないのに「至る所で思い出が笑っていて」。本当に死にたかった。美味しいパンを買うために乗った黄色いラインの入った電車は、3ヶ月前と変わらないし。阪急電車だったら心温まる展開が待っていたかもしれないけど、私はこのまま好きな人の家まで足を運んで、血で「怒り」と文字を書いてやろうかとさえ思いました。殺す相手が不在で本当によかった。

 

楽しい時間を過ごしても、ふとした時に寂しさがこみあげてきて。「生きてるだけで、愛」という小説には、『いいなあ、津奈木は私と別れられて。私はさ、私と、別れられないんだよ』というセリフが出てくるけど、これ以上に私の気持ちを表現しているセリフ他にはないだろうなと思う。みんな自分が一番可愛いよね。こんな気持ちがいつまでも続くのならラクーナ社に頼んで、好きな人に関する記憶を消してもらいたいと思ってしまった最近の出来事でした。

 

以上です。最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。文中にも登場した「レディ・プレイヤー1」という作品の影響で、文中に分かる人には分かるようなネタを取り入れられたら面白いなあと思い立ち、このブログを書くにあたったんですけど、自分の知識量の無さも相まってなかなか難しかったです。また挑戦したいと思うので、その時はアップグレードした私で帰ってきますね。それでは。